アフリカの旅⑥
約8000万年前に生まれた 世界最古の砂漠「ナミブ砂漠」
「ナミブ」とは、先住 民の言葉で「なにもない」との意味
海から風に運ばれ山のように高いオレンジ色の砂丘がいくつも連なり見たこともない世界

これから砂丘を上ります



乾いた砂嵐が吹き、砂に足を取られ息が上がります
頂上まで行くのを諦め途中で座り込み、ゆっくりと日が沈むのを待ちます
絶景過ぎて言葉が出ませんでした
サラサラと細かいアプリコット色の砂は容赦なくスニーカーの中へ入り
すぐ靴の中は窮屈になりますが痛くないので、不思議とそのまま歩けます
今夜は国立公園内のホテルに宿泊です

砂漠の真ん中にコテージが並びます


めちゃくちゃ可愛いホテルでした

テラスに出ると満天の星空、流れ星、時間を忘れてテラスでゆっくりとビールを呑み夜空を眺めて♪
としていたい所ですが、見たこともない10センチ位ある巨大なコオロギ?がいるし、砂漠の夜は風も強く寒いくらいで、遠くの方から何かわからない獣の遠吠えに怯えてしまい室内へ
ベットに横になってみると、シーツの上は砂だらけでした(砂嵐は隙間から入ってくる??よく見ると部屋の中は全て砂まみれ(笑))
今朝3時に起床し南アフリカからナミビア入りし昼間は砂漠を歩きまわったので疲れMAX、そのまま丸めてあった毛布にサンドウィッチされて就寝しました
ですが・・夜中、部屋の中にいたヤツ(巨大コオロギ)の鳴き声で目が覚めました
スーツケース開けっ広げてるな…連れて帰るの嫌だな…鞄や靴の中に入ってたら…ベットの上に乗ってきて…顔面についたら嫌だな…
虫嫌いでは無いのにさすがのヤツの大きさに想像力だけはドンドン膨らみ、ベット回りに日本から持ってきた蚊避けスプレーを気休めに撒いて朝を迎えました

朝には洗面所に小さめのヤツが1匹現れてました (踏まなくてよかった…)
ホテルの人に聞くと、どうやら数日前に雨が降って大量発生したようです
それにしても素晴らしいホテルでした!

砂漠の中なので、ホテルWi-Fiなど電波は殆ど繋がらず何かあれば隣の部屋の人に大声で助けを求めるしかない(笑))
翌朝お迎えのバスが来ないとゆうハプニングもありましたが(運転手さんはテントに宿泊なので携帯電話はもちろん繋がらない)
風の音とコオロギの鳴き声がBGM、完璧なデジタルデトックスでした